覚えてしまえば仕事が比較的楽であり、過労ともあまり縁がない、責任も重くはないしノルマもない、それが事務職のメリットであることは否定はしません。
しかし、メリットばかりにしか目を向けずにいると、事務職に転職した後で、「想像していたのと違う」と思ってしまいかねません。
そうした事態を避けるために、ここでは、事務職という仕事のデメリットや欠点について考えてみたいと思います。

事務職のデメリット『給与面』

一番多くの人がデメリットに感じることは、給料面でしょう。
事務職の給料は平均で月に10万円台と、かなり低め。

アルバイトやパートでも頑張ればこの程度は稼げてしまいますから、20万円に満たないこの月給というのは、この仕事の欠点と言ってもいいでしょう。

正規雇用で働くことができればアルバイトやパートでは得られない賞与もありますし、その他の福利厚生の恩恵も受けることができるとは思いますが、それでも決して高くはない給与額をどう考えるのか、転職の際にはこの点からスルーしないように注意してください。

事務職のデメリット『やりがいが感じにくい』

仕事が単調作業になりがちの事務職。
同じことを繰り返す日々が続くことも少なくなく、これにやりがいを感じられない人もいるようです。
仕事にやりがいや刺激を求めている人にとって、これは欠点となりうるのではないでしょうか。

この欠点は、評価されにくいということにもつながります。
やりがいのある仕事というのは、大抵が評価によってその存在価値を認めてもらえるものですが、事務職はできて当たり前の仕事を任せられることがほとんどのため、どんなに頑張っても評価されることはなく、それによって存在価値があるのかないのかわからない状態になってしまう人も少なくないようです。

社内の雰囲気によっては、他の従業員に少し見下されるということもあるようで、これを事務職の欠点であると考える人もいます。
評価されにくい仕事であるが故に、こうした見方をされてしまうことがあるのでしょう。

人気職種にもデメリットがあることは認識しよう

こうしたことを全く気にしない人にとっては、これらは全くデメリットにはなりません。
むしろ、評価されないことは気楽でいいと感じるでしょうし、見下されたりすることも気にならないはずです。

事務職の欠点として挙げたこれら諸々のことは、すべての企業に当てはまるわけではないと思っておいてください。
事務職に対しても月収30万円以上、年収で400万円以上の給料を出している企業もありますし、さまざまな仕事を任せるところもあります。
他の職種と一切区別せず、仲間として迎え入れてくれる企業もあるでしょう。

ただ、入社するまでわからないことも多いので、こうした欠点やデメリットがあることを認識した上で事務職に転職するべきなのかもしれません。
もし不安なのであれば、企業の雰囲気や人間関係などの内情を把握している転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談しつつ、応募先を決めていくことをおすすめします。